| この計画の問題点 | ||
| 1. | 極めて巨大な開発です。 総面積は660ha(東京ドーム141個分、東京ディズニーランドの13倍)。 約9割が山林、残りの約1割が水田で、いわゆる里地里山の環境。 そのうちの270ha(約4割)の山を削り、谷を埋め、造成します。 | |
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| 2. | 絶滅危惧種がたくさんいます。 環境省と愛知県の指定した絶滅危惧種は、鳥類だけで30種類、植物では20種類にものぼります。 | |
| 3. | アクセス道による環境破壊も馬鹿に出来ません。 完成すると研究者だけで4000人が働く計画です。2010年7月1日現在の下山地区の人口が5280人なので昼間人口は倍近くになります。、インフラの整備、特にアクセス道による環境破壊は数百ha に及ぶと考えられます。特に今でも渋滞する豊田市からのアクセス道である国道301号線の拡幅やバイパス新設、岡崎市からのアクセス道である県道の拡幅などが必要になります。対象地域の周辺にも極めて良好な自然環境が残されているので、これらの喪失についても問題です。 また、第2東名ができると、すぐ近くに建設予定の岡崎サービスエリア(仮称)からの新道建設も予定されています。 | |
| 4. | 本当にテストコースが必要なのでしょうか? トヨタ自動車とその子会社や関連企業にはすでにたくさんのテストコースがあります。 トヨタ自動車のテストコースの頁参照 http://bio-diversity.info/pg41.html 今回の計画では自動車開発用のテストコースと、それに伴う研究棟・実験棟や厚生施設などを建設することになっています。テストコースは6㌔の周回路、4㌔の周回路、2㌔の直線路など11コースを予定しています | |
| 5. | 愛知県(企業庁)が買収、造成を実施しています。 愛知県の経済発展のためとはいえ、行政が一企業のために行って良いものでしょうか?かかった費用はその都度トヨタ自動車が払うことになっているようです。企業庁職員の給料までトヨタ自動車が負担するのですから、愛知県はトヨタ自動車の1つの部署のようなものです。 実際に買収工作を行ったのは豊田市、岡崎市の職員ですが、こちらの経費に関してトヨタは払いません。豊田市も岡崎市も自分の市の経済効果を期待しているので、無償で協力しています。 | |
| 6. | どうしてもここに必要でしょうか? 今回造成を実際に受け持つ愛知県企業庁は工業用地を作るのが仕事の部署です。昔から毎年多くの工業用地を作り続けていますが、造成したまま売れ残っている土地もたくさんあります。特に40年ほど前にできた田原市の埋め立て地には広大な土地が余っています。 | |
| 7. | 雇用の場が生まれる? 地元の住民には雇用の場が生まれると説明しています。予定地は過疎化する山村ですから地元は歓迎ムードに染まっています。しかし、4000人の研究者にはなれるはずもなく、地元からの雇用は食堂や清掃員などごくわずかです。 | |
| 8. | ミチゲーション 回避、最小化は十分でなく、代償措置として改変しない390haの部分の整備を行うことになっていますが、これだけでは不十分です。また、ボランティアを使って環境教育などを行うことになっていますが、ボランティアではなく地元の雇用に繋がるような方法を取るべきです。 | |
| 9. | 地元ではトヨタ自動車の関係者ばかりで反対する人がいない トヨタ自動車及び関連企業の人が多く、少なくとも反対はできないので、賛成派の声しか聞こえてこないのが現状です。 | |
| 10. | 愛知万博の理念や、CBD-COP10で提唱する里山イニシアチブはどうなる? 環境万博と言われた愛知万博やCBD-COP10を誘致した愛知県がこの開発行為に加担すること自体問題があります。また、COP10で里山イニシアチブを提唱しているにもかかわらず、大量に里山を破壊することが同じ県内で行われることは大きな問題です。 | |